Tシャツのプリント方法は5種類!それぞれの違いをわかりやすく解説します
2024/05/09

オリジナルTシャツは、自分たちだけのデザインを入れられるのが楽しみの1つ!実は、リザートには5種類のプリント方法があって、ぴったりなものを選ぶと費用が抑えられたり仕上がりがイメージ通りになったりするんです!
「どんな違いがあるの?」
「自分はどの種類を選べばいいの?」
と気になるあなたへ、種類ごとのメリットやデメリットをご紹介しますね。あなたにぴったりなプリント方法を見つけて、大満足のオリジナルTシャツを完成させましょう!
シルクプリント
ショップで見かけるTシャツのデザインは、ほとんどが「シルクプリント(シルクスクリーンプリント)」で印刷されています。デザインの1色ごとに版を作成して、生地に直接インクを刷り込むプリント方法。リザートがもっとも得意としています。
仕上がりイメージ
こんな人向け
・同じデザインを大量に作りたい
・部活やサークルで定期的にTシャツを作りたい
・プリント部分の剥がれやひび割れを防ぎたい
・普通の色じゃもの足りない、キラキラと目立ちたい
シルクプリントのメリット
大量なほど安くなる
デザインをプリントするときに使う製版は、1度できてしまえば再利用OK!リザートでは2年間無料で保管しており、その期間内にもう1度同じデザインでTシャツを作れば版代分が節約できます。保管期間は更新タイプなので、定期的に作れば半永久的に版代がかかりません。
体育祭やイベントなど、その時だけしか使わないデザインなら再度イチから作る必要があります。でも、部活の新入部員やチームの新メンバーへ毎年同じデザインのTシャツを配るときは、製版にかかる費用が不要に。1枚あたりの金額が安くなり費用が節約できます。
特別な色がつかえる
シルクプリントでしか使えない色・加工があります。それが上記の4パターン。オプション料金がかかりますが、デザインに高級感が出たり人の目にとまるほど強調できたりします。
発色がよく耐久性にすぐれている
市販のTシャツにも多く採用されているだけあって、インクが生地に沈まず発色がとてもよいです。また、シルクプリントはプリント方法の中で1番の高耐久!洗濯しても色あせにくく、キレイな状態を保ったまま何回でも着られます。
シルクプリントのデメリット
色数が多いと割高
シルクプリントだけに必要な製版は、色の数に応じて作ります。写真やカラフルなデザインなど、色をたくさん使うデザインには不向き。製版代(税込6,600円~/1版)が2倍以上かかってしまうので、1〜3色ほどのデザインがおすすめです。
グラデーションやぼかしはNG
シルクプリントは、版をつかって印刷するので「グラデーション」や「ぼかし」などの表現ができません。繊細な色づかいの写真も、そのままきれいにプリントできません。この場合は、ほかのプリント方法がおすすめです。
端ギリギリへのプリントはNG
すべてのプリント方法に共通して、Tシャツの縫製部分や端ギリギリへのプリントはNG。シルクプリントの場合は、段差があると液だまりができてしまうのできれいな仕上がりになりません。
インクジェットプリント
インクジェットプリントは、専用インクジェットプリンターを使い、データ化したデザインを生地に直接インクで吹きつけるプリント方法です。
仕上がりイメージ
こんな人向け
・1~5枚の少量注文
・綿100%素材の優しい肌ざわりを重視したい
インクジェットプリントのメリット
なめらかでやわらかい仕上がり
プリント部分の仕上がりは、とてもなめらか。デザイン部分が固くて畳みにくいTシャツとくらべて、やわらかく肌にもやさしいTシャツが完成します。
1枚からフルカラーや写真がOK
シルクプリントのような製版が不要なので、色数が何色でも価格は同じ。Tシャツの数にも左右されません。プレゼント用や自分用など、少ない枚数でフルカラーのデザインを入れたい人におすすめです。
細かいデザインがそのままプリントOK
デザインをデータ化してインクを吹き付けるので、繊細なデザインや手書きの風合いもそのままプリント可能!細めのラインが多いデザインや、描いたイラストをプリントしたい人におすすめです。
インクジェットプリントのデメリット
特殊インクは不可
シルクプリントでできるような金・銀・ラメ・蛍光色などの特殊インクは使えません。
綿100%の素材のみ
インクジェットプリントは、自然素材でできた綿100%の素材のみ。スポーツ向けのドライTシャツやナイロンバッグなど、ポリエステル素材はインクを弾いてしまうため使えません。
1枚あたりのコストダウンが低い
インクジェットプリントは1枚あたりのプリント料金がやや高め。枚数やプリントサイズによっては、料金のコストダウン幅が大きいシルクプリントのほうが向いています。
転写プリント
転写プリントは、1度専用のシートにデザインを印刷してから業務用プレス機で生地に圧着するプリント方法です。
仕上がりイメージ
こんな人向け
・1~5枚の少量注文
・スポーツタイプの生地にプリントしたい
・グラデーションなど色の表現を出したい
転写プリントのメリット
1枚から作成可能・ワンポイントOK
インクジェットプリントと同様、製版いらずなので版代が不要。枚数に限らず、1枚あたりの価格は同じです。胸や袖などにワンポイントだけのデザインも可。
多色・写真・グラデ・ぼかしOK
転写プリントは、色数の制限がなくフルカラー対応。シルクプリントでは不可能な色表現(グラデーションやぼかしなど)がプリントできます。
撥水生地へのプリントも可能
転写プリントの専用シートには「撥水生地用」があるので、ポリエステルやナイロンの素材にもプリントできます。撥水加工されたアウターや、水洗いしやすいナイロンバッグにおすすめです。
転写プリントのデメリット
特殊インクは不可
シルクプリントでできるような金・銀・ラメ・蛍光色などの特殊インクは使えません。
少々かためな仕上がり
専用シートに印刷し業務用のプレス機で圧着させるため、プリント部分が少し固くなります。また、仕上がりのフチに1~2mmの白色、またはTシャツの色がつきます。
1枚あたりのコストダウンが低い
転写プリントは1枚あたりのプリント料金がやや高め。枚数やプリントサイズによっては、料金のコストダウン幅が大きいシルクプリントのほうが向いています。
カッティングプリント
カッティングプリントは、デザインを形どった専用のシートをカットして、業務用プレス機で生地に圧着するプリント方法です。
仕上がりイメージ
こんな人向け
・背番号や名前を入れたい
・家族や友人に名入りギフトを作りたい
カッティングプリントのメリット
1枚ずつちがうプリントが可能
オリジナルTシャツに、1人ずつの「背番号」「名前」が入れられます。クラスTシャツ・部活Tシャツ・ペアルック・家族でそれぞれの名前を入れたいときなどに最適です。
プリントできる文字数は、番号4桁・背ネーム15文字まで。長いと横幅を圧縮するので、1文字がかなり細くなり潰れて見えます。短くてシンプルな背ネームにするのがおすすめですよ。
特別な色がつかえる
カッティングプリントでは、金・銀・蛍光色が使えます。オプション料金がかかりますが、デザインに高級感が出たり人の目にとまるほど強調できたりします。
撥水生地へのプリントも可能
カッティングシートには「撥水生地用」があるので、ポリエステルやナイロンの素材にもプリントできます。撥水加工されたアウターや、水洗いしやすいナイロンバッグにおすすめです。
製作費用がぐっとおさえられる
シルクプリントでは、背番号・名前を個別に入れようとするとその数の分だけ版代が必要です。でも、カッティングプリントなら製版不要。1枚ずつちがうプリントでも安く抑えられ、枚数に応じて割引もしています。
カッティングプリントのデメリット
プリントできるのは1色のみ
カッティングシートの色数が決まっているので、デザインに使える色は1つのみ。選べる色も決まっています。2色以上の場合はシルクプリントや転写プリントがおすすめです。
細かいデザインはNG
カッティングシートを専用マシーンで切り取るので、繊細なデザインや毛筆体などの複雑な書体は使えません。細かいデザインは転写プリントでの対応になるので、価格が上がります。
例えば、上記のような書体がキレイにプリントできます。このほかの書体が気になる人は書体一覧を参考にしてくださいね。
DTFプリント
DTFプリントは、デザインを専用のフィルムに印刷して、業務用プレス機で生地に圧着するプリント方法です。
仕上がりイメージ
こんな人向け
・とにかくきれいにプリントしたい
・写真や色数が多いデザインをきれいにプリントしたい
DFTプリントのメリット
発色がよくフチがつかないのできれい
フィルムに専用プリンターでデザインを印刷し、そのままプレス機で圧着するので、糊や白っぽい「フチ」がつきません。また、色が生地に沈まず発色のよい仕上がりになります。
写真がきれいにプリントできる
フチがつかず、発色が良いので写真やフルカラーのデザインがとてもきれいにプリントできます。写真の解像度にこだわりたい人や、色数が多いデザインにおすすめです。
1枚から安く作成可能
インクジェットプリントや転写プリントと同様、製版いらずなので版代が不要。枚数に限らず、1枚あたりの価格は同じです。少ない枚数で、きれいにプリントをしたい人におすすめです。
裏起毛やドライ生地へのプリントも可能
インクジェットプリントとは違い、綿100%素材の生地以外にもプリントできます。撥水加工されたアウターや、水洗いしやすいナイロンバッグなどにはプリントできないものもあるのでご相談ください。
DFTプリントのデメリット
特殊インクは不可
シルクプリントでできるような金・銀・ラメ・蛍光色などの特殊インクは使えません。
細かいデザインはNG
1mm以下の細かいラインや文字などのデザインは、うまく圧着ができずプリント部分が剥がれやすくなります。細かいデザインの場合は生地色に近いフチ付けが必要です。
1枚あたりのコストダウンが低い
DTFプリントは1枚あたりのプリント料金がやや高め。枚数やプリントサイズによっては、料金のコストダウン幅が大きいシルクプリントのほうが向いています。
わからなければそれでもOK!
今回ご紹介してきたプリント方法。実際の注文では希望をお聞きしていますが、実際にプリントしてからじゃないと仕上がりって分かりづらいですし、各プリント方法で価格を比べるのも一苦労ですよね。
リザートでは、商品やデザインを伝えていただいたあとに「費用・アイテムの素材・仕上がりイメージ」などを考慮してベストなプリント方法をご提案しています。
「自分で決めないと!」「なんだか難しい・・・」
と、焦ったり悩んだりしなくてもOK!お気軽にご相談くださいませ。
【お問い合わせ方法】
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オリジナルTシャツのデザインを楽しもう!
リザートの5種類のプリント方法についてご紹介してきました。デザインを入れる場所ごとに、違うプリント方法を選んでもOK!とくに、背番号や背ネームはカッティングプリントにして、おそろい部分はシルクプリントや転写プリントを選ぶお客様が多いですよ。
ほかにも、ご希望によって「刺繍」が可能です。枚数制限や納期がかかりますが、立体的で高級感のある仕上がりになります。
リザートが作成するオリジナルTシャツは、熟練のプロ職人が1枚ずつていねいに手作業でプリントしているのですぐに剥がれたりひび割れたりしません!設備が充実した大きな工場で、みなさんからのご注文をお待ちしております。
オリジナルTシャツの作成は、デザインを考えたり完成品をイメージしたりと、たくさんの楽しみがあります。プリント方法についても、枚数やデザインに合わせて楽しみながら選んでくださいね!