【クラスTシャツ】著作権を侵害するのはどこまで?具体例と安心できるデザインの作り方
2024/02/01
最近、ネット上で著作権に関するトラブルを多く見かけませんか?
クラスTシャツのデザインを考えるときも要注意!ミッキーマウスやポケモンなどの有名なキャラクター・SNSで見つけたイラスト・アーティストが考えた歌詞など、他人が作りだしたものはすべて著作物とみなされ著作権によって大切に保護されています。
著作物を無断で使用すると、それを作った人の利益を奪うことに。人のものを勝手に使用してはいけないというモラルにも反してしまい、著作権侵害でのちのちトラブルが起きてしまうおそれがあります。
ここでは、
「著作権を侵害するのはどこまで?」
「トラブルの不安を解決するには?」
と気になるあなたへ、著作権が適用される具体例とクラスTシャツのおすすめデザインをご紹介!オリジナルショップ「RESART(リザート)」がわかりやすくお届けします。
ちょっと難しく感じる法律のお話ですが、しっかりとポイントを押さえておけば安心。クラスTシャツを気持ちよく着るためにも、ぜひ最後までご覧くださいね。
クラスTシャツは著作権に注意しよう
著作権は作った人を守る法律
著作権とは、簡単にいうと「誰かが作品として表現したものに与えられた権利」のこと。
例えば、以下のようなものがあります。
・漫画、アニメ、商品、企業の「キャラクター」「キャッチコピー」「セリフ」
・ブランドの「名前」「イラスト」「ロゴ」
・アーティストの「名前」「歌詞」
たくさんの人が目にするものや、商売として利益を得ているものなど。自分の考えや気持ちを誰の真似もせずに表現したものを「著作物」と言い、作った著作者の努力や苦労にお返しをするために作られた法律です。
※参照元:みんなのための著作権教室|公益社団法人著作権情報センター(2024年2月時点)
体育祭や文化祭で使うときも許可が必要
著作権法第35条では、著作物を学校の授業で使う場合、権利者の許可をもらわなくてもOK。また、インターネットやSNSを通して一般の人に公開しても良いとされています。
【著作権法第35条】
学校その他の教育機関において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における利用に供することを目的とする場合には、その必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信を行い、又は公表された著作物であつて公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができる。
※引用元:公益社団法人著作権情報センター(2024年2月時点)
ただ、学校のイベント(文化祭・体育祭・球技大会など)で着るクラスTシャツはNG!学校内の行事は授業の1つとして認められるのですが、それを目的としてつくるTシャツは授業の1つと認められにくいためです。
また、学校祭が終わったあとのクラスTシャツは行き先が未確定ですよね。個人でお金を出したものなので家に持ち帰ることになりますが、それを普段着や部屋着として使ってしまうと著作権の侵害に。なにかをきっかけに著作権者の目に入ってしまうかもしれません。
著作権侵害はどこまで適用される?
どこまでが著作権侵害になるのかについて、具体例と一緒に詳しく見ていきましょう。
著作物を無断で使用した
著作権を持つ人に許可なく使用した場合。
・キャラクター
・ブランドロゴ
・アーティストの楽曲の歌詞
などを無断で使用すると、著作権侵害になります。
ただし、著作物だと認められているのが条件。「地域のデータ(都道府県名・学校名など)・アーティストのデータ(性格・プロフィールなど)・誰が表現しても同じようなキャッチフレーズ」などは、思想または感情を創作的に表現したものにあたらないので使用できます。
著作物をアレンジして使った
著作物を加工したり、アレンジとして似せたり(パロディ)すると著作権侵害になります。元ネタがどんなものなのかが分かりやすいためです。
例えばこちら。
・キャラクターにモザイクをかけて上から文字を入れたもの
・ブランドロゴの形や色をそのままにして、文字だけを変えたもの
・キャラクターの姿はそのままにして、目のデザインを変えたもの
ただ、似ているかどうかの見分けはつきにくく、クラスTシャツを作るショップ側としてもはっきりとした判断ができません。受け付けてもらえないおそれがあるので、避けたほうが安心です。
著作権の保護期間が残っていた
著作権が法律によって守られる期間は、著作者の死後70年間。
・昔からあるから大丈夫だろう
・作った人が亡くなっているから見つからないだろう
とあいまいにして使ってしまうと、著作権侵害になるおそれがあります。
フリー素材に著作権がついていた
ネットで調べると、著作権フリーの素材サイトがたくさん見つかります。イメージ「著作物が無許可で使える」ですが、すべてが自由だとは限らないので要注意です。
というのも、フリー素材を提供しているサイトの中には、著作者の許可なく勝手に著作物を掲げているところもあるため。サイト自体が信用できるかどうか、またはサイト内の利用規約を見て利用目的に制限がかけられているかどうかのチェックが必要です。
「個人に限る」→ 数十名が着るのでNG
「非営利目的のみ」→ 売る目的じゃないならOK
著作権を侵害しないクラスTシャツのデザイン方法
著作権侵害が見つかり、作った人に訴えられてしまうと「懲役10年以下」または「1,000万円以下の罰金」というトラブルに!せっかく楽しく作ったのに、悲しい思いをするのは嫌ですよね。
あなたのクラスも著作物を作った人も、みんなが安心できるクラスTシャツの作り方は以下の3つ。
・著作者や肖像者に許可をとる
・オリジナルのデザインを作る
・ショップのテンプレートやスタンプを使う
1つずつ詳しく見ていきましょう!
著作者や肖像者に許可をとる
・このキャラクターを使いたい
・文化祭の催し物のテーマがこれ
と、どうしても著作物をクラスTシャツにデザインしたいときは、作成前に権利者や権利団体とコンタクトをとり許可をとりましょう。
まず、著作権者が誰なのかを調べることからスタート。アーティストなら所属事務所、本なら出版社や発行元。SNSで見つけたものなら、DMで問い合わせをするのも1つの方法です。
そして、許可をとるために「クラスTシャツとして使いたい」という目的や「いつ」「誰が」「どこで」という詳しい内容の説明も必要。著作権者から返答が来るまで、クラスTシャツ作成の申し込みを待ちましょう。
※参照元:みんなのための著作権教室|公益社団法人著作権情報センター(2024年2月時点)
オリジナルのデザインを作る
著作物の許可を得るとなるとちょっと面倒ですよね。OK!の返答があるまでクラスTシャツ作りが進みませんし、もしダメならほかのデザインをイチから考え直さなければなりません。時間がかかりすぎて、体育祭や文化祭の当日に間に合わない心配もあります。
クラスTシャツは、やっぱり自分たちでつくったオリジナルのデザインが最適なのではないでしょうか!
例えばこちら。
・学校名
・クラス名
・全員の名前
・数字の語呂合わせ
・四字熟語、ことわざ、流行語
・クラスメイトや担任の似顔絵
・クラス・文化祭・体育祭のスローガン
・クラスを象徴するような動物・鳥・植物
とてもオリジナル性が強いのでクラスTシャツの価値が高まります。
デザインが苦手なら、クラスの中で字や絵が上手な人にお願いするのもGOOD!クラスのみんなで協力しながら作ったという素敵な思い出になりますよ。
ショップのテンプレートやスタンプを使う
・とにかく急いでいる
・良いデザインが思いつかない
・いろんなパターンを作ってみたい
・無料で手軽にデザインを作りたい
・イメージ通りのデザインが手描きできない
・デザインソフトでデータを作るのが難しい
こんなときは、ショップが提供するデザインの作成ツールを利用しましょう。ほとんどがオリジナルで作られているものなので、著作権を侵害する心配がありません。
使い方は、すでにあるテンプレートやスタンプを組み合わせるだけなので簡単。クラスTシャツ作りの時短にもなります。
クラスTシャツ作りの不安は「RESART(リザート)」で解決!
著作権侵害の不安は、オリジナルショップ「RESART(リザート)」ですぐに解決しましょう!
デザインの作り方は以下の4パターン。
・紙に手書きする
・スマホやデジカメの画像データを使う
・プリントデザイナー(作成ツール)を使う
・PC(イラストレーター・フォトショップ)で作る
このうち、ここでは完全にオリジナルのデザインが作れる「プリントザイナー」の使い方を紹介しますね。
プリントデザイナーは完全オリジナル
無料デザイン作成ツール「プリントデザイナー」は、弊社のデザイナーがテンプレートやスタンプを作った完全オリジナルデザイン!希望のTシャツの上に選択したものを表示しながら作れるので、どんな風に完成するのかがすぐにわかりとても便利です。
種類が豊富にあり、カラー・サイズ・向き・文字などのアレンジも自由!あなたのクラスの雰囲気や、文化祭・体育祭などの行事のテーマに合わせて作れます。
文字は、フォント・カラー・文字間・サイズ・向きなどさらに豊富なアレンジが可能です。画像や写真がアップロードできるので、スマホで撮った写真でもOK。クラスメイト全員の集合写真を入れてみても良いですね。
ご利用は24時間完全無料で、一時的に保存するのもOK。あとから再開しても、デザインはそのまま引き継げます。LINEやメールでシェアできるので、みんなで確認してみてください。完成したらそのまま申し込みに進めるので、通常のご注文より時間や手間が省けます。
ご相談は納得がいくまで
リザートのご注文は、確定しない限り何度でも修正できます。デザインに関するお悩みはもちろん、Tシャツの質感や金額などについてもお気軽にご相談してください。
著作権については、ディズニーや任天堂のキャラクター・ロゴなどのパロディはNGとさせていただいています。また、最終的に「オリジナルTシャツは作成させていただきますが、何かしらのトラブルが起きたときはお客さまの責任でご対応をお願いします。」となる場合があるのでご了承くださいませ。
「これは大丈夫かなー!?」
と不安な場合は、以下からお問い合わせくださいね。
・オンラインストア
・電話(0776-43-1570)
・LINE(@wnh3042i)
・SNS(Instagram・Twitter・Facebook)
※営業時間10:00〜19:00(土日祝日を除く)
ルールを守れば気持ちよく着れる!
自分が努力して生みだしたイラストを赤の他人に勝手に使われた。
これって、決して気持ちの良いものではありませんよね。反対に、著作権の違反をしてまでクラスTシャツを作るっていうのもなんだか後味が悪くなりそうです。
著作権のあるものをデザインしたいときは、事前に許可を得ること。使用許可をとるのに時間がかかってしまったとしても、リザートなら安心。注文の確定後、最短2営業日で完成して発送できるので当日に間に合う可能性が高いです。
また、許可を得るのが難しい場合は、自分たちで新しいイラストをプロデュースしちゃいましょう!プリントデザイナーを使えば、完全にオリジナルのデザインが楽しくラクに作れます。
クラスTシャツをつくるなら、小・中・高・大学・専門の学生さんにやさしい「リザート」で。学割の特典多数、各種キャンペーンを合わせてさらに安く作りましょう!