【オリジナルTシャツ】インクジェットプリントと転写プリント、シルクプリントの違い
2018/01/20
学校のクラスT、部活T、サークルT、はたまた友達みんなのチームT。
オリジナルTシャツを作りたくなるタイミングってたくさんありますよね。みんなで揃いのオリジナルTシャツを着れば、チームの団結も強くなりますし、みんなで一緒に作ることで絆を深めることもできるでしょう。
そんなオリジナルTシャツを作るならRESART(リザート)まで。
でも、オリジナルプリントの発注をした経験のある方はみたことがあるかもしれませんが、プリント方法って本当に色々あるんです。
今回は、その中でもメジャーな
- インクジェットプリント
- 転写プリント
- シルクプリント
について簡単にご紹介します。
インクジェットプリント
インクジェットプリントというのはその名の通り、専用インクジェットプリンターで生地に直接インクを吹き付けてプリントする方法です。
生地に対してのコーティングを行わないので、生地独特の柔らかさを保ったままプリントすることが可能。Tシャツを着た時、ゴワゴワするのが嫌な人におすすめですね。
インクジェットプリントのメリット
インクジェットプリントはTシャツそのものに直接インクを吹き付けるため、印刷の元となる版が必要ありません。版代がかからないので、比較的安価にプリントを楽しむことができますし、何色使って印刷してもプリント費用は変わりません。
また、印刷自体が柔らかく、なめらかな仕上がりになるので、フルカラーデザインや写真等のグラデーションを表現するのにも最適。
おしゃれな写真、子供の写真などをプリントTシャツとして飾っておきたい方も多いでしょう。そのような場合にも発色の綺麗なインクジェットプリントがおすすめです。
- なるべく安く済ませたい。
- 少数の注文になる
- 写真を綺麗にTシャツへ印刷したい
- 色数の多い印刷がしたい
- 納期が短い
そんな方にはインクジェットプリントがおすすめ。
インクジェットプリントのデメリット
インクを生地に直接吹き付ける方法なので、濃色系生地の場合はどうしてもインクが生地に沈んでしまい全体的に暗いプリントになってしまうんです。
しかし、白引きをすることによってこの色の沈みを防ぐことができます。
白引きというのは、プリントする部分にまず白インクでキャンバスを作り、その上からカラーをプリントしていく方法です。
すると、このように濃色系の生地でもカラーがしっかり綺麗に発色してくれます。
しかし、発色は綺麗になるものの、白インクでベースを作るということは「インクを重ねる」ことになるため、生地が若干硬くなります。着心地を重視したい場合、この硬さが気になる方もおられるので注意が必要です。
「カラーでTシャツ全面にプリントしたい!」という方もおられるかもしれませんが、Tシャツ全面へのプリントはプリンターのプリント範囲が限られているため出来ません。
また、直接吹き付けるプリント方法なので縫い目にかかるプリントも可能なのですが、リザートでは基本的に縫い目にかかるプリントは受けておりません。
そのほかにも、化学繊維のものはインクを弾いてしまう可能性があるため素材は綿100%のものに限りますし、金色や銀色、蛍光色など特殊なカラーでのプリントも出来ません。
転写プリント
転写プリントというのは、生地に直接インクを吹き付けてプリントする方法ではなく、専用の転写シートを用いてプリントする方法です。専用の転写シートにプリントしたいデザインを写し、そのシートをTシャツに当てることでデザインを転写します。
また、吹き付けではなく専用のプレス機で圧着することによってデザインを転写させます。圧着なので、インクジェットと比較すると少し硬い肌触りとなります。
転写プリントのメリット
写真などのようにデザインの色数が多い時には転写プリントがおすすめです。転写プリントはインクジェットと同じく版を作成する必要がないので、色数が多くなっても比較的安価に印刷することができます。版代がかからないということは、小ロットでの注文もお得。
また、専用シートから転写してデザインを圧着するので、ボカシ、グラデーションなどの特殊表現を行うことも可能です。
専用シートからデザインを写す形になるので、プリントの綺麗さは各プリント方法の中でもピカイチ。
- 小ロットで注文したい
- ボカシ、グラデーションのデザインを使いたい
- とにかく綺麗にプリントしたい
そんな方は転写プリントでの印刷がおすすめです。
転写プリントのデメリット
インクジェットはインクを直接吹き付けるので柔らかい風合いにすることができましたが、転写プリントは圧着プリント。
そのため、どうしても圧着した接地面は生地が硬くなってしまいますし、絵柄の外側にボディと同系色の1ミリから2ミリほどの縁が付きます。
(※柄によってはフチなしでスッキリとプリントできるものもありますのでご相談ください。)
色は綺麗に発色するのですが、着心地を優先するならインクジェットには少し劣る…といった感じです。
シルクプリント
シルクプリントとは、Tシャツのデザイン毎に1色ずつ版を作成して、生地本体に直接インクを刷り込むプリント方法です。
衣類にプリントを行う際の代表的なプリント方法で、RESARTが最も得意としているプリントです。
また、一般的に市販されているTシャツのほとんどはシルクプリントでプリントされています。
シルクプリントのメリット
シルクプリントは多彩なインクカラーと、特殊加工で様々な表現を作り出すことが可能で、耐久性にも優れています。インクの種類だけ版が必要になりますが、金色や銀色、ラメプリントなど特殊プリントを施すことも可能になります。
最初は版の作成に費用がかかりますが、版を保存しておけば同じデザインであればプリントが可能。そのため、最初は小ロットだったとしても、後から大ロットでの注文を行う可能性がある場合はシルクプリントがおすすめです。
リザートではしっかりと版の保存も行なっておりますので、お気軽に申しつけください。
- 耐久性も欲しいし、綺麗にプリントしたい
- 大量注文する
- 定期的に同じデザインを作る
そんな方にはシルクプリントがおすすめです。
リザートはシルクプリントを得意としているので、気になる方はお気軽にご質問ください。
シルクプリントのデメリット
ただ、シルクプリントは1色毎に版を作って印刷する必要があるため、フルカラーでの印刷には向いていません。色の数だけ版が必要になり、1枚制作あたりの単価が高くなってしまいます。
また、特殊プリントも可能なのですが少々お値段は高くなってしまいます。この点にもご注意ください。
まずはお気軽にご相談ください!
Tシャツプリントといっても、そのプリント方法は様々。
プリント方法によって値段も違いますし、仕上がりも違います。また、一度に作りたい枚数によって最適なプリント方法を選ぶことも大事ですね。
「でも、どれを選んだらいいのかわからないよ…。」
という人のため、リザートではLINE問い合わせ窓口を設置しています。LINE@へお気軽にお友達登録していただき、ご相談ください。
どんな生地に印刷したいか、どのようなプリントをしたいか、あなたに合った最適なプリント方法をご提案させていただきます。